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_DSC8556 - コピー.jpg明日11月29日(金)サントリーホールでの「第593回定期演奏会」では、トマーシュ・ネトピルの指揮でスークのアスラエル交響曲などを披露します。

スークは、師ドヴォルザークとドヴォルザークの娘で自身の妻であるオティリエを相次いで亡くした悲しみから、死を司る天使「アスラエル」の名を冠した交響曲を作曲しました。最愛の人たちへの深い慈しみと作曲家の慟哭が交じった、哀しくも美しい傑作です。チェコ人のネトピルは、この作品の録音で高い評価を得ており、スークの魂の叫びに寄り添い、作品の神髄に迫る演奏を繰り広げるでしょう。どうぞ、ご期待ください。

前半は、チェロの名手ケラスが二つのリゲティの作品を一挙に演奏します。協奏曲は、ブーレーズ指揮の録音でケラスの名前を世界に広めた作品で、日本では初めて演奏します。「チェロ協奏曲」の概念を大きく変えたと言われるリゲティの独特な世界観を、ご堪能ください。

チケットは、読響チケットセンター 0570-00-4390 及び 読響チケットWEB で発売中です。

当日券は、18時から販売します。学生券(2,000円/25歳以下/要学生証)の整理券も18時から配布します。皆様のご来場、お待ちしております。