明日4月6日(火)19時からサントリーホールで開催される《第607回定期演奏会》では、欧米で活躍する鬼才カーチュン・ウォンが、細川俊夫、デュティユー、マーラーによる意欲的なプログラムを指揮します。
細川の3.11の犠牲者に捧げた「冥想」で震災から10年の節目に想いを馳せ、続くデュティユー「夢の樹」では、近現代作品に積極的に取り組む諏訪内晶子が登場し、透明感溢れる音色で鮮やかな美の世界を描きます。後半はマーラーの交響曲第2番「復活」の第1楽章の初稿として書かれた「葬礼」と交響曲第10番から“アダージョ”を披露し、作品に込められた痛切な心の叫びを表します。なお、後半のマーラー2曲は、続けて演奏します。予めご了承ください。
チケットは、読響チケットセンター 0570-00-4390(10時~18時)、読響チケットWEB にて好評発売中です。当日券は、18時から販売します。学生券(2,000円/25歳以下/要学生証)も18時から配布します。皆様のご来場、お待ちしております。
第607回定期演奏会
2021年4月 6日〈火〉 サントリーホール
指揮=カーチュン・ウォン
ヴァイオリン=諏訪内晶子
細川俊夫:冥想 -3月11日の津波の犠牲者に捧げる-
デュティユー:ヴァイオリン協奏曲「夢の樹」
マーラー:交響詩「葬礼」
マーラー:交響曲第10番から“アダージョ”