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20220302.jpg明日3月3日(木)19時からサントリーホールにて《第650回名曲シリーズ》を開催します。

指揮は、首席客演指揮者の山田和樹。1年振りに読響の指揮台に上がり、ドヴォルザーク〈新世界〉をメインに、コルンゴルトとグルダ作品を取り上げます。

山田は今回の選曲について「中・東欧とアメリカが繋がる美しいプログラム。〈新世界〉を振るのは久しぶりで、新鮮味が感じられないと振らないと思っていたら5年ぐらい経ってしまった」と語り、「2020年2月にマーラー〈巨人〉を本番で指揮している最中に、このオーケストラとだったら〈新世界〉のような名曲も、今までにない新しいものになるのでは、と思ったのが選曲したきっかけ」と打ち明けました。そして、新しい〈新世界〉を作ろうと、いつも使用しているものと違う版の二つの楽譜を読むほか、自筆譜を見たりしてインスピレーションを高めたと言います。「リハーサルでは予定調和にならないよう心掛け、良い仕上がりになっているはず」と胸を張り、「明日は、私と読響にしかできない〈新世界〉になるはず。少しでも多くのお客様に聴いていただけたら」と抱負を語りました。

前半には、山田が初めて指揮するグルダのチェロ協奏曲を、山田が「音楽家として、人間として、愛してやまない」と高く評価している横坂源と演奏します。二人の息の合った熱いセッションに、どうぞご期待ください。

チケットは、読響チケットセンター 0570-00-4390(10時~18時)と 読響チケットWEB で好評発売中です。

当日券は、18時から販売します。また、学生券(2,000円/要学生証)の整理券も18時から配布します。皆様のご来場をお待ちしております。

第650回名曲シリーズ

2022年3月 3日〈木〉 サントリーホール

指揮=山田和樹
チェロ=横坂源

コルンゴルト:シュトラウシアーナ
グルダ:チェロ協奏曲
ドヴォルザーク:交響曲第9番 ホ短調 作品95「新世界から」