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明日4月29日(金・祝)15時から、山梨県甲府市のYCC県民20220428.jpg文化ホールにて、読響創立60周年記念《甲府特別演奏会》を開催します。

注目を浴びる気鋭指揮者・坂入健司郎が読響に初登場します。坂入は大学生の頃、読響の舞台スタッフのアルバイトをしながらリハーサルを見学した経験などが、指揮者を目指すきっかけになったと言います。「読響は、私にとってまさに『育ててもらったオーケストラ』。今回、生涯忘れることができないであろう特別な演奏会になると思います。素晴らしいサウンドを持つ読響と、ブラームスの大作に取り組むことは、とても感慨深いです。ご期待ください」と期待を語りました。

独奏を務める牛田智大は、ショパンの協奏曲第2番について「読響と初共演で演奏した特別な作品。ショパンの純粋で脆い精神世界が投影された美しい音楽で、特にマズルカのリズムによる素朴でチャーミングな第3楽章は心がほんのりと温かくなるような音楽です」と紹介。「YCC県民文化ホールでは15歳ごろに一度リサイタルをさせていただいたことがあり、再び訪れることをとても嬉しく思っています。坂入さんと読響の皆様と共に、滋味溢れるロマン派の名作をお届けできることを楽しみにしています」と抱負を述べました。

当日券(一般3,500円、学生1,000円)は、14時から会場入口受付にて販売します。皆様のご来場をお待ちしております。

読響創立60周年記念 甲府特別演奏会

2022年4月29日〈金・祝〉

会場=YCC県民文化ホール(山梨県立県民文化ホール)

指揮=坂入健司郎
ピアノ=牛田智大

モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」序曲
ショパン:ピアノ協奏曲第2番 ヘ短調 作品21
ブラームス:交響曲第1番 ハ短調 作品68