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5.24.jpg明日5月24日(火)19時からサントリーホールにて《第617回定期演奏会》を開催します。

ドイツを拠点として欧州を中心に活躍する上岡敏之が、6年半ぶりに読響の指揮台に上がります。上岡の日本でのオーケストラ・デビューは1998年の読響公演。以来、継続的に読響へ客演を繰り返し、数々の名演奏を生んできました。上岡は「最も長く演奏し続けているオーケストラと、また演奏できて光栄ですし、とても嬉しい」と語っています。

明日は、上岡が得意とするドイツ・オーストリア音楽から、ウェーベルン、ベルク、ツェムリンスキーの作品をお届けします。ベルクの歌劇「ヴォツェック」からの3つの断章や、ツェムリンスキー「人魚姫」などオペラティックな作品が並び、ドイツの歌劇場でキャリアを積み上げた上岡の真価が発揮されるでしょう。また、ベルク作品では、今月ドレスデン国立歌劇場にデビューし、成功を収めた日本のディーヴァ森谷真理が共演します。ベルクの歌劇「ルル」のタイトルロールでも絶賛された森谷が、鬼気迫る表現で作品の神髄へと迫ります。また、上岡のアイデアにより、TOKYO FM 少年合唱団が共演し、歌劇の世界観を表す工夫を施しています。どうぞ、ご期待ください。

当日券は、18時から販売します。また、学生券(2,000円/要学生証)の整理券も18時から配布します。皆様のご来場をお待ちしております。

第617回定期演奏会

2022年5月24日〈火〉 サントリーホール

指揮=上岡敏之 
ソプラノ=森谷真理
ボーイソプラノ=TOKYO FM 少年合唱団

ウェーベルン : 6つの小品 作品6(1928年版)
ベルク:歌劇「ヴォツェック」から3つの断章
ツェムリンスキー:交響詩「人魚姫」