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IMG-1850.jpg明日6月21日(火)19時からサントリーホールにて《第618回定期演奏会》を開催します。

常任指揮者セバスティアン・ヴァイグレが、ルディ・シュテファン作品とブルックナーの交響曲第7番を指揮します。

前半には、第一次世界大戦中に28歳で戦死した夭折の作曲家ルディ・シュテファンの「管弦楽のための」取り上げます。同曲は、古くはシューリヒトやチェリビダッケら巨匠が振って録音が遺され、近年はキリル・ペトレンコらも指揮していますが、日本では演奏機会に恵まれない作品でした。今回、ヴァイグレが日本でのルディ・シュテファンの再評価の一歩となる演奏を聴かせるでしょう。

後半には、ブルックナーの交響曲の中でも最高傑作との呼び声高い、第7番を演奏します。過去にヴァイグレは読響とブルックナー作品を二度演奏しました。2019年5月の常任指揮者就任披露公演で第9番を、20年12月には第6番を演奏し、何れも高い評価を得ています。その後も良好な関係を築いている両者が取り組む今回の第7番にも、どうぞご期待ください。ヴァイグレのタクトが、読響から温かく堂々たるサウンドを引き出し、壮大な世界を築き上げでしょう。

当日券は、18時から販売します。また、学生券(2,000円/要学生証)の整理券も18時から配布します。皆様のご来場をお待ちしております。

第618回定期演奏会

2022年6月21日〈火〉 サントリーホール

指揮=セバスティアン・ヴァイグレ

ルディ・シュテファン:管弦楽のための音楽(日本初演)
ブルックナー:交響曲第7番(ノヴァーク版)