明日7月22日(金)19時からサントリーホールにて《第619回定期演奏会》を開催します。
ザルツブルク音楽祭やウィーン国立歌劇場で活躍し欧州で注目を浴びるアレホ・ペレスが読響主催公演に初登場し、師エトヴェシュの新作やショスタコーヴィチ「1917年」などを披露します。「1917年」は、「革命」という人間社会の壮大なテーマをもとに、豊富な音楽的内容を敷き詰めた一曲。冒頭から打楽器が打ち鳴らされて、爆発を繰り返す一方、一糸乱れぬ弦楽器が緊張感を孕んだ響きを生み出します。終楽章では、金管楽器が咆哮し会場を興奮の坩堝へと巻き込むでしょう。前半には、世界的ヴァイオリニスト諏訪内晶子とアルゲリッチから絶賛されるピアノの名手ボジャノフが登場。メンデルスゾーンの「ヴァイオリンとピアノのための協奏曲」で丁々発止のソロを展開します。
出演者のプロフィール、曲目解説などは、以下のリンク(PDF)でご覧いただけます。
https://yomikyo.or.jp/pdf/book/orchestra202207-01.pdf
当日券は、18時から販売します。また、学生券(2,000円/要学生証)の整理券も18時から配布します。皆様のご来場をお待ちしております。
第619回定期演奏会
2022年7月22日〈金〉 サントリーホール
指揮=アレホ・ペレス
ヴァイオリン=諏訪内晶子
ピアノ=エフゲニ・ボジャノフ
エトヴェシュ:セイレーンの歌(日本初演)
メンデルスゾーン:ヴァイオリンとピアノのための協奏曲
ショスタコーヴィチ:交響曲第12番「1917年」