明日8月27日(土)と28日(日)、各14時から東京芸術劇場コンサートホールにて《第249回土曜・日曜マチネーシリーズ》を開催します。スロヴァキアの鬼才ユライ・ヴァルチュハが、ブラームスのピアノ協奏曲第1番とメンデルスゾーンの交響曲第3番「スコットランド」を披露します。
ヴァルチュハは、今週23日(火)《第620回定期演奏会》で、マーラーの交響曲第9番などを指揮し、読響デビューを果たしました。終演後は、何度もカーテンコールが続くほど、お客様から盛大な拍手を受けました。二つ目のプログラムとなる《土曜・日曜マチネーシリーズ》では、ドイツ・ロマン派の二つの名曲を指揮し、その真価を発揮します。後半の「スコットランド」では、弦楽器や木管楽器を豊かなニュアンスで歌い込ませ、躍動感あふれるリズムを引き出すでしょう。
前半には、ドイツを拠点として充実した活動を続けている河村尚子が共演。読響とは2009年以来、度々共演を続けており、2020年10月には、ラフマニノフの「パガニーニの主題による狂詩曲」を弾き、聴衆を魅了しました。今回、ブラームスの傑作と名高いピアノ協奏曲第1番に挑み、更なる深い芸術性へと迫ります。どうぞ、ご期待ください。
当日券は、両日とも13時から販売します。また、学生券(2,000円/要学生証)の整理券も13時から配布します。皆様のご来場をお待ちしております。
第249回土曜マチネーシリーズ
2022年8月27日〈土〉 東京芸術劇場
指揮=ユライ・ヴァルチュハ
ピアノ=河村尚子
ブラームス:ピアノ協奏曲第1番
メンデルスゾーン:交響曲第3番「スコットランド」
第249回日曜マチネーシリーズ
2022年8月28日〈日〉 東京芸術劇場
指揮=ユライ・ヴァルチュハ
ピアノ=河村尚子
ブラームス:ピアノ協奏曲第1番
メンデルスゾーン:交響曲第3番「スコットランド」