News

0221 - コピー.jpg

明日2月22日(水)19時からサントリーホールにて《第625回定期演奏会》を開催します。

ニューヨーク・フィル、シカゴ響、ボストン響などに次々とデビューし、欧米で注目を浴びる若手女性指揮者アンナ・ラキティナが、チャイコフスキーの交響曲第1番「冬の日の幻想」などを振り、日本デビューを果たします。小柄な体格ながら、オーケストラからダイナミックかつ緻密な音楽を引き出すでしょう。

前半には、現代最高峰のヴァイオリニストの一人、ルノー・カプソンが、ベルクの傑作ヴァイオリン協奏曲「ある天使の思い出に」の独奏を務めます。カプソンは、この1公演のために約3年半ぶりに来日しました。近現代作品を得意としているカプソンは、持ち前の美しい音色と創意に富んだ表現力で、ベルク作品の奥深い芸術性へと迫るでしょう。どうぞ、ご期待ください。

1曲目には、英国を拠点に活動するエレナ・ランガー(1974年生まれ)の歌劇「フィガロの離婚」組曲を日本初演します。ラキティナのタクトは、多くの打楽器やピアノ、アコーディオンなどが用いられたオーケストラをドライヴし、華やかなサウンドを築くでしょう。

当日券は、18時から販売します。また、学生券(2,000円/要学生証)の整理券も18時から配布します。皆様のご来場をお待ちしております。

【写真】特別客演コンサートマスターの日下紗矢子と指揮者のアンナ・ラキティナ

第625回定期演奏会

2023年2月22日〈水〉 サントリーホール

指揮=アンナ・ラキティナ
ヴァイオリン=ルノー・カプソン

エレナ・ランガー:歌劇「フィガロの離婚」組曲(日本初演)
ベルク:ヴァイオリン協奏曲「ある天使の思い出に」
チャイコフスキー:交響曲第1番「冬の日の幻想」