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6月25日(日)14時から調布市グリーンホcimf20231.jpgール(京王線調布駅徒歩1分)で開催される「調布国際音楽祭2023 オープニング・コンサート ~鈴木優人×読響 銀幕を彩る名曲たち」(主催:調布市文化・コミュニティ振興財団、調布市)に出演します。

かつて“東洋のハリウッド”と言われた「映画のまち調布」で行われる音楽祭ならではの企画の演奏会。「銀幕を彩る名曲たち」とタイトルが付けられているように、映画の中で使われたオーケストラの名曲を、鈴木優人の指揮でお届けします。

1曲目は、マーラーの交響曲第5番から「アダージェット」。ルキノ・ヴィスコンティ監督の映画「ベニスに死す」で重要な役割を果たし、その後も伊丹十三監督の映画「タンポポ」などでも使用されるなど、映画監督たちを魅了してきた美しい曲です。2曲目は、国際的に活躍するトルコ出身の新星ピアニストのジャン・チャクムルをソリストに迎え、モーツァルトのピアノ協奏曲第21番を演奏します。特に第2楽章は、ボー・ヴィーデルベリ監督の映画「みじかくも美しく燃え」で印象的に使われたほか、ルイス・ギルバート監督の「007」シリーズの映画「007私を愛したスパイ」などでも用いられた極上の音楽です。後半には、メンデルスゾーンの交響曲第3番「スコットランド」を演奏します。この曲の第2楽章も、ウディ・アレン監督の喜劇映画「サマー・ナイト」で使われました。鈴木は、この曲について「一番好きな交響曲。冒頭から心をわしづかみにされる魅力に満ちている」と語っています。銀幕を彩る3つの名曲を、鈴木のタクトが引き出す読響のゴージャスなサウンドでお楽しみください。

読響が調布国際音楽祭に出演するのは、2021年に続いて2回目。同音楽祭は、東京・調布の街を舞台に毎年初夏に行われているクラシックを中心とした音楽フェスで、2013年に「調布音楽祭」の名でスタートして以来、同音楽祭エグゼクティブ・プロデューサーを務める鈴木優人(読響指揮者/クリエイティヴ・パートナー)を中心に、手作りの感覚とクオリティを両立させた充実のラインナップで親しまれています。

チケット(S席¥7,000、A席¥6,000、B席¥4,500)は、好評発売中です。お申し込みは、チケットCHOFU 042-481-7222(9時~19時)へ。
詳しくは、以下の音楽祭のページをご覧ください。

調布国際音楽祭 https://www.chofumusicfestival.com/

調布国際音楽祭2023 オープニング・コンサート ~鈴木優人×読響 銀幕を彩る名曲たち

2023年6月25日〈日〉

指揮=鈴木優人
ピアノ=ジャン・チャクムル

マーラー:交響曲第5番 嬰ハ短調より 第4楽章 “アダージェット”
モーツァルト:ピアノ協奏曲第21番 ハ長調 K.467
メンデルスゾーン:交響曲第3番 イ短調 作品56 「スコットランド」