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気鋭指揮者・坂入健司郎が指揮したブラームスの交響曲第1番とモーツァルトの歌劇「フィガロの結婚」序曲のCDが、9月中旬にALTUSレーベルからリリースされます。また、坂入が指揮する8月26日(土)《三大交響曲》の会場にて、先行販売とサイン会を開催します。ぜひ、お聴きください。

この演奏は、坂入が読響にデビューした2022年4月29日の「読響創立60周年記念甲府特別演奏会」のライヴ録音です。ライナーノートで、音楽評論家の鈴木淳史氏は、以下のように評しています。

「じつに流れがいいブラームスだった。第1楽章の序奏は、淀みないテンポにより主部との連結もスムースだ(序奏の動機が発展して主題旋律を作り出すという道筋の強調)。そして、歌謡的な旋律ではオーケストラに気持ちよく歌わせ、ハーモニーも立体的にふくらます。第2楽章でも、よく旋律を歌わせているのがわかる。第3楽章は、慎重なバランス作りの結晶だ。スケルツォ部後半のリズムの踊らせ方もいい。終楽章も、沸騰することなく、冷静に組み立てていく。その先にあかあかと浮かび上がる巨大なコーダ。」

[演奏]指揮:坂入健司郎、管弦楽:読売日本交響楽団
[曲目]モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」 序曲、ブラームス:交響曲第1番
[収録]2022年4月29日 YCC県民文化ホール(ライヴ録音)
[レーベル]ALTUS
[発売元]キング・インターナショナル
[品番]ALT 532
[価格]オープン価格