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11月1日付で荒木奏美(あらき かなみ)が首席オーボエ奏者として、入団いたしました。今年4月から契約団員として出演し、6か月のテスト期間を終えました。

入団にあたって「伝統と高い探究心のある楽団の一員となり身の引き締まる思いと感謝の気持ちでいっぱいです。これまでお世話になったオーケストラ、関わって下さる方々から頂いた経験も大切に生かし、そして常に感覚を磨き続けて精進して参ります。読響の多彩な作品とサウンドで皆様と音楽の世界を拡げられることを楽しみにしております」と抱負を述べています。

【プロフィール】1993年、茨城県東海村生まれ。9歳から吹奏楽部でオーボエを始める。東京芸術大学首席卒業。2019年同大学院を修了。在学中の15年から、23年まで東京交響楽団首席オーボエ奏者を務めた。15年国際オーボエコンクール・軽井沢において日本人初の第1位(大賀賞)、聴衆賞など受賞多数。16年度の出光音楽賞を受賞。ハインツ・ホリガーに認められて17年にオーボエ・トリオでツアー公演を行うほか、モーリス・ブルグ、シェレンベルガーら巨匠と室内楽で共演。東京・春・音楽祭でのデビューリサイタル、東京オペラシティ主催「B→C」、NHK FM「リサイタル・ノヴァ」、武生国際音楽祭などに出演。新進気鋭の次世代型アンサンブル「Ensemble FOVE」、ピアニストの反田恭平率いる「ジャパン・ナショナル・オーケストラ」のメンバーとしても活躍している。