6月14日(金)《第639回定期演奏会》では、常任指揮者セバスティアン・ヴァイグレがウェーベルンの「夏風の中で」、シェーンベルクの交響詩「ペレアスとメリザンド」などを指揮します。
4月の「東京・春・音楽祭《エレクトラ》」公演でも絶賛されたヴァイグレが登場。今シーズンの目玉となる25年3月のベルク「ヴォツェック」公演へ向けてアーチを描くように、今回は新ウィーン楽派の二人、ウェーベルンとシェーンベルクの作品を取り上げます。
メインのシェーンベルクの交響詩「ペレアスとメリザンド」は、「エレクトラ」同様に100人を超す巨大編成のオーケストラが特徴的。オペラに長けたヴァイグレは、読響から緻密な表現や豊潤なサウンドを引き出し、ドラマティックな演奏を生むでしょう。
前半には、現代最高峰のピアニストとして人気のダン・タイ・ソンが共演。モーツァルトのピアノ協奏曲第12番を温かみのある巧みなタッチで弾き、円熟味の増した深い芸術性を披露します。どうぞ、ご期待ください。
当日券は、18時から販売します。また、学生券(2,000円/25歳以下/要学生証)の整理券も18時から配布します。皆様のご来場をお待ちしております。
第639回定期演奏会
2024年6月14日〈金〉 サントリーホール
指揮=セバスティアン・ヴァイグレ
ピアノ=ダン・タイ・ソン
ウェーベルン:夏風の中で
モーツァルト:ピアノ協奏曲第12番 イ長調 K. 414
シェーンベルク:交響詩「ペレアスとメリザンド」 作品5