12月1日付で柳沢開(やなぎさわ かい)がヴァイオリン奏者として、入団いたしました。5月から契約団員として出演、6か月のテスト期間を終えました。
入団にあたって「この度は伝統ある読響の一員となることができ、大変光栄に思います。初心に立ち返り、これまでお世話になった方々への感謝を忘れず、お客様へ明朗かつ重厚な読響サウンドをお届けできますよう、日々精進して参ります」と抱負を述べています。
【プロフィール】1996年、埼玉県越谷市生まれ。3歳からスズキ・メソードでヴァイオリンをはじめ、東京芸術大学付属高校を経て、東京芸術大学音楽学部器楽科で学び、2020年3月に卒業。13年に日本クラシック音楽コンクールのヴァイオリン部門(高校の部)にて第4位入賞。翌14年にデザインK音楽コンクールにて第1位、グランプリを受賞。在学中から室内楽などでも活躍し、17年には東雲弦楽四重奏団のメンバーとして八王子市の南大沢モーニングコンサートに、19年には「ラ・フォル・ジュルネTOKYO」音楽祭に芸大「弦楽五重奏」のメンバーとして出演した。23年には布施砂丘彦プロデュース公演に出演するなど、活動の場を広げている。これまでに読響、都響、東響、東京シティ・フィルなどに客演。荒井雅至、瀬戸瑶子、漆原朝子、植村太郎、篠崎史紀の各氏に師事。