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010911.jpg1月11日(土)と12日(日)各14時から東京オペラシティコンサートホール(初台)にて「第273回土曜・日曜マチネーシリーズ」を開催します。

ドイツを拠点に活躍している小林資典が一時帰国し、シャブリエ「気まぐれなブーレ」、ストラヴィンスキーのバレエ音楽「ペトルーシュカ」などを指揮します。劇場で培った繊細かつダイナミックなタクトで、カラフルなサウンドを引き出すでしょう。前半には、欧州で注目を浴びるウクライナ生まれの名手ソコロフが、読響に初登場。チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲を弾き、超絶技巧を披露します。なおコンサートマスターには、ソリストとして活躍中でベルリン・フィルのカラヤン・アカデミーに在籍している戸澤采紀がゲスト出演します。

リハーサル中の小林マエストロに、今回のプログラムの聴きどころなどを伺いました。

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___今回のプログラムについて

新年の幕開けに相応しい華やかなプログラムになっていると思います。シャブリエはとても好きな作曲家。「気まぐれなブーレ」を指揮するのは今回が初めてなのですが、後半の「ペトルーシュカ」と通じるものもあり、ダンスの要素が強く、音楽のキャラクターも舞台音楽的です。「ペトルーシュカ」はドルトムント歌劇場のバレエ公演でも指揮し、個人的にも好きな曲。ユーモアや喜びだけでなく、シニカルな部分や苦しさなど人間の複雑な感情が描かれています。それをうまく表すことができればと思います。真ん中にチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲という、いわゆる“クラシック”な作品が入り、全体的にもバランス良くなったと感じています。チャイコフスキーの華やかさは、新年にぴったりですね。

___注目してほしいところなど

どの曲もヴィルトゥオーゾな曲ですね。キャラクターの描き分けも重要になるため、良いオーケストラだからこそ表現できることがたくさんあります。シャブリエ作品や「ペトルーシュカ」では、各楽器のソロなどもあり、“ガラ・コンサート”のような聴き方もできると思います。バレエの物語とあわせて、読響のスタープレイヤーたちの個人芸も楽しんでいただけるのではないでしょうか。お客様と会場でお会いできることを楽しみにしています。

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チケットは、読響チケットセンター 0570-00-4390(10時~18時・年中無休)及び 
読響チケットWEB で発売中です。

当日券は、各日13時から販売します。学生券(2,000円/25歳以下/要学生証)の整理券も13時から配布します。皆様のご来場をお待ちしております。

第273回土曜マチネーシリーズ

2025年1月11日〈土〉 東京オペラシティコンサートホール

指揮=小林資典
ヴァイオリン=ヴァレリー・ソコロフ

シャブリエ:気まぐれなブーレ
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品35
ストラヴィンスキー:バレエ音楽「ペトルーシュカ」(1947年版)

第273回日曜マチネーシリーズ

2025年1月12日〈日〉 東京オペラシティコンサートホール

指揮=小林資典
ヴァイオリン=ヴァレリー・ソコロフ

シャブリエ:気まぐれなブーレ
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品35
ストラヴィンスキー:バレエ音楽「ペトルーシュカ」(1947年版)