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0509.jpg2026年1月20日(火)《第654回定期演奏会》プフィッツナーのカンタータ「ドイツ精神について」の歌手4人が決定しました。

既に発表済みのソプラノのマグダレーナ・ヒンタードブラーに加え、メゾ・ソプラノのクラウディア・マーンケ、バスのファルク・シュトルックマンの出演が決まりました。

また、テノールのマイケル・ポーターは、本人の都合により出演できなくなりました。代わりに、シュテファン・リューガマーが出演します。誠に申し訳ございませんが、何卒ご理解くださいますようお願いいたします。なお、変更によるキャンセル・払い戻しはできません。


■歌手プロフィール
マグダレーナ・ヒンタードブラー(ソプラノ) Magdalena Hinterdobler, Soprano
伸びやかで澄んだ美声を持つソプラノ歌手。23年からフランクフルト歌劇場の専属歌手を務め、「ニュルンベルクのマイスタージンガー」エファ役、「エレクトラ」クリソテミス役などを歌い、絶賛された。ベルリン・ドイツ・オペラ、ライプツィヒ歌劇場、ケルン歌劇場、プラハ国立歌劇場などで歌っている。コンサートでは、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管、バンベルク響、ドレスデン・フィルなどと共演。今回、読響に初登場する。

クラウディア・マーンケ(メゾ・ソプラノ) Claudia Mahnke, Mezzo Soprano
オペラやコンサートで世界的に活躍しているドイツを代表するメゾ・ソプラノ歌手。フランクフルト歌劇場の専属歌手を務め、21年にはフランクフルト市から“宮廷歌手”の称号を贈られた。ウィーン国立歌劇場、メトロポリタン歌劇場、バイエルン国立歌劇場、ベルリン国立歌劇場、ハンブルク国立歌劇場などに出演。読響とは、カンブルランの指揮で15年「トリスタンとイゾルデ」ブランゲーネ役、19年「グレの歌」で共演している。

シュテファン・リューガマー(テノール) Stephan Rügamer, Tenor
ザルツブルク音楽祭、ルツェルン音楽祭など世界の檜舞台で活躍するテノール歌手。ベルリン国立歌劇場を中心に、ミラノ・スカラ座、ハンブルク国立歌劇場、バイエルン国立歌劇場、パリ・オペラ座、シュトゥットガルト歌劇場などに出演。ブーレーズ、ドホナーニ、ギーレン、メッツマッハー、ラトル、メータらの指揮で世界各地の楽団と共演している。24年にヴァイグレ指揮の読響と「エレクトラ」エギスト役で共演し、高い評価を得た。

ファルク・シュトルックマン(バス・バリトン) Falk Struckmann, Bass-baritone
世界各地で活躍する現代最高峰のバス・バリトン歌手。バレンボイム、ティーレマン、アバド、ムーティ、ペトレンコら指揮でメトロポリタン歌劇場、ミラノ・スカラ座、英国ロイヤル・オペラなどで歌い、バイロイト、ザルツブルク、ルツェルンなどの音楽祭にも出演。特にワーグナー作品で高い評価を受け、数々の名演奏を残している。ウィーン国立歌劇場とベルリン国立歌劇場の両劇場で“宮廷歌手”の称号を持つ。読響とは、ヴァイグレ指揮で23年アイスラー「ドイツ交響曲」、今年3月「ヴォツェック」医師役で共演している。