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5古谷 拳一 - コピー.jpg月1日付で古谷拳一(ふるや けんいち)が首席ファゴット奏者として、入団いたしました。昨年10月から契約団員として出演、6か月のテスト期間を終えました。

入団にあたって「この度、日本を代表する伝統あるオーケストラに入団できましたことを、大変光栄に存じます。学生時代から親しんできた『読響サウンド』の色彩豊かなパレットに、微力ながらも自分の色を加え、より一層の華やかさを添えられるよう、日々精進してまいります」と抱負を述べています。

【プロフィール】1994年大阪府生まれ。東京芸術大学卒業時にアカンサス賞、同声会賞受賞。スイスに留学し、2021年にチューリヒ芸術大学卒業。23年に同大学ソリストコースを満場一致の満点で卒業。19年から21年までベルリン・フィルのカラヤン・アカデミーに在籍。ベルリン・フィルの一員として活躍し、日本ツアーやジルベスターコンサートにも参加。スイスのムリ国際コンクール優勝、「プラハの春」国際コンクールで第2位を受賞。室内楽ではパシフィック・クインテットのメンバーを務め、ベルリンのハンス・アイスラー音楽大学の室内楽修士課程を修了したほか、19年にニールセン国際コンクール第2位、21年に「音色と解釈」コンクール優勝、24年にミュンヘン国際コンクール第2位受賞。反田恭平率いるジャパン・ナショナル・オーケストラのメンバーも務めている。