Concert

ヤマカズの《熱狂のグラズノフ》 × ヤスが弾く渾身の別宮
山田和樹は、これまで読響とチャイコフスキー「悲愴」、スクリャービン「法悦の詩」などのロシア音楽で成功を収めており、今回のグラズノフの交響曲第5番にも期待が高まる。ドイツ・ロマン的な抒情性を持った豊かな旋律を、たっぷりと鳴らし、迫力のサウンドを引き出す。祝祭的なフィナーレでは、会場を興奮の渦へと巻き込むだろう。前半には、ソロ・ヴィオラの鈴木康浩が別宮貞雄のヴィオラ協奏曲を蘇演する。1971年に今井信子によって初演され、尾高賞を受賞し、メシアンからも「オーケストレーションが素晴らしい」と高く評価された作品。“ヤス”が、この難曲で渾身の演奏を披露し、別宮の「うた」を今に伝える。


指揮＝山田和樹
ヴィオラ＝鈴木康浩（読響ソロ・ヴィオラ）

ウェーベルン：パッサカリア 作品1
別宮貞雄：ヴィオラ協奏曲
グラズノフ：交響曲第5番 変ロ長調 作品55

【1回券発売日】
2月10日（水）

【3月公演の開催、チケット発売について】
https://yomikyo.or.jp/2021/02/3-20.php

【感染症対策へのご協力のお願い】
https://yomikyo.or.jp/kansensyotaisaku.php