イタリアの名匠パオロ・カリニャーニが来日し、明日6日と12日に指揮台に上がります。カリニャーニは、ウィーン国立歌劇場、バイエルン国立歌劇場、メトロポリタン・オペラなど世界の一流歌劇場で、イタリア・オペラで絶大な評価を獲得しているマエストロ。読響とは2006年の初共演以来、数々の名演を築いており、今回が6回目の共演となります。
明日6日(金)の《気楽にクラシック》(オペラシティ/20時開演)では、マスカーニ「カヴァレリア・ルスティカーナ」間奏曲などイタリア・オペラの序曲と間奏曲を4曲、そしてメンデルスゾーンの交響曲「イタリア」という1時間に凝縮されたプログラムを指揮。溌剌としたリズムと歌心あふれるドラマティックな演奏を聴かせてくれるでしょう。開演前の19時30分からは、加藤浩子さん(音楽評論家)と中井美穂さん(ナビゲーター)のトークもございます。
なお、チケットのご予約は6日12時まで読響チケットセンター0570-00-4390でご予約いただけます。当日券は19時から発売。学生券の整理券も19時から配布します。皆様のご来場、お待ちしております。
来週12日(木)には、カリニャーニの得意とするヴェルディの「レクイエム」を披露します。新国立劇場合唱団と日本が誇る実力派声楽陣の力強く表現豊かな歌唱にもご期待ください。なお、こちらの公演のチケットは、完売間近となっておりますので、お聴き逃しなく。
第2回気楽にクラシック~ヨーロッパ音楽紀行~
2014年6月 6日〈金〉 東京オペラシティコンサートホール
《陽光あふれる歌の国、イタリア》
指揮=パオロ・カリニャーニ
ヴェルディ:歌劇「運命の力」序曲
マスカーニ:歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」間奏曲
ベッリー二:歌劇「ノルマ」序曲
レオンカヴァッロ:歌劇「道化師」間奏曲
メンデルスゾーン:交響曲第4番 イ長調作品90「イタリア」
第538回定期演奏会
2014年6月12日〈木〉 サントリーホール
第538回定期演奏会
指揮=パオロ・カリニャーニ
ソプラノ:並河 寿美 メゾ・ソプラノ:清水 華澄
テノール:岡田 尚之 バス:妻屋 秀和
合唱:新国立劇場合唱団(合唱指揮:三澤 洋史)
ヴェルディ:レクイエム