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12月9日(水)、サントリーホールにて《第604回定期演奏会》を開催します。

指揮は、読響常任指揮者のセバスティアン・ヴァイグレ。今年3月と7月に来日が叶わなかったので、約1年3か月ぶりの登場になります。「3月から、大好きな日本に行くことをずっと心待ちにしていた。日本で指揮できるのであれば、隔離措置も当然受け入れるつもりだった。来日後は、規則正しい生活を心がけ、スコアを勉強し、日が次第に暮れていくのを美しいと感じながら窓の外を眺めていた」と14日間の隔離期間を振り返りました。

今回演奏するブルックナーの交響曲第6番は、フランクフルト歌劇場管との演奏でも手応えを感じた作品。「ブルックナー特有の祈りや愛する気持ちがあふれている作品。ユーモアも兼ね備えていて、本当に素晴らしい曲。第2楽章の美しさは格別」と魅力を明かします。「久しぶりに大編成の作品を指揮することが嬉しい。本番では、自分がどんな感情を抱くのか想像できない。リハーサルでは、ブルックナーのサウンドがみるみるうちに変わっている。楽団員のポジティヴな気持ちが伝わってきた。本番は特別なブルックナーになると思う」と力を込めました。ヴァイグレと読響の久々の共演で、どんなブルックナー第6番が生まれるのか、期待は高まります。どうぞ、お聴き逃しなく。

チケットは、読響チケットセンター 0570-00-4390(10時~18時)及び 読響チケットWEB で販売中。当日券は、18時から販売します。学生券(2,000円/25歳以下/要学生証)の整理券も18時から配布します。皆様のご来場を、お待ちしております。

来場のお客様は、読響の「感染予防対策」へのご協力をお願いします。

第604回定期演奏会

2020年12月 9日〈水〉 サントリーホール

指揮=セバスティアン・ヴァイグレ
ピアノ=岡田奏
モーツァルト:ピアノ協奏曲第25番 ハ長調 K.503
ブルックナー:交響曲第6番 イ長調 WAB.106