4月の主催公演の開催について、お知らせいたします。
4月6日(火)《第607回定期演奏会》は、出演者と曲目に一部変更がございます。当初出演を予定していた桂冠指揮者シルヴァン・カンブルランは、政府の入国制限などにより来日できないことから、代わりにカーチュン・ウォンが指揮します。“カーチュン”は、2016年のマーラー国際指揮者コンクールで優勝して一躍世界の脚光を浴びた新鋭指揮者。現在、ニュルンベルク響の首席指揮者を務め、ニューヨーク・フィルやベルリン・コンツェルトハウス管などで好評を博すなど国際的に活躍しています。なお今回、当初予定のプログラムを一部残しつつも、感染症対策の舞台上のガイドラインなどにより曲目を一部変更します。誠に申し訳ございませんが、何卒ご理解くださいますよう、お願いいたします。
4月21日(水)《第1回川崎マチネーシリーズ》、24日(土)・25日(日)《第236回土曜・日曜マチネーシリーズ》、30日(金)《第641回名曲シリーズ》は、当初の予定通り開催いたします。なお、4月公演のチケット(1回券)は、3月11日(木)から一般発売/3月8日(月)から読響会員優先発売します。
■《第607回定期演奏会》
4月6日(火)19時開演 会場:サントリーホール
指揮=カーチュン・ウォン、ヴァイオリン=諏訪内晶子
細川俊夫:冥想 -3月11日の津波の犠牲者に捧げる-
デュティユー:ヴァイオリン協奏曲「夢の樹」
マーラー:交響詩「葬礼」
マーラー:交響曲第10番から“アダージョ”
【チケット発売日】一般:3月11日(木)/読響会員優先:3月8日(月)
マーラー国際指揮者コンクールに優勝して欧米で注目を浴びる新鋭“カーチュン”が、得意のマーラーなどで読響《定期》にデビューします。まずは細川俊夫の3.11の犠牲者に捧げた「冥想」で、2011年から10年の節目に想いを巡らせます。続くデュティユーの傑作の呼び声高い「夢の樹」では、近現代曲に意欲的に取り組んでいる諏訪内晶子が鮮烈な演奏を繰り広げ、作品の神髄に迫ります。後半は、マーラーの交響曲第2番「復活」の第1楽章の初稿として書かれた「葬礼」と交響曲第10番から”アダージョ”を披露。作曲家の最後の作品“アダージョ”では、作品に込められた痛切な心の叫びが浮かび上がるでしょう。どうぞ、ご期待ください。
■《第1回川崎マチネーシリーズ》
4月21日(水)14時開演 会場:ミューザ川崎シンフォニーホール
指揮=鈴木優人(指揮者/クリエイティヴ・パートナー)、ピアノ=小山実稚恵
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番
ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界から」
【チケット発売日】一般:3月11日(木)/読響会員優先:3月8日(月)
■《第236回土曜マチネーシリーズ》
■《第236回日曜マチネーシリーズ》
4月24日(土)、25日(日) 各14時開演 会場:東京芸術劇場
指揮=小林研一郎(特別客演指揮者)、ヴァイオリン:福田廉之介
ベルリオーズ:序曲「ローマの謝肉祭」
サン=サーンス:ヴァイオリン協奏曲第3番
ムソルグスキー(ラヴェル編):組曲「展覧会の絵」
【チケット発売日】一般:3月11日(木)/読響会員優先:3月8日(月)
■《第641回名曲シリーズ》
4月30日(金)19時開演 会場:サントリーホール
指揮=鈴木優人(指揮者/クリエイティヴ・パートナー)、箏=LEO
リムスキー=コルサコフ:「ロシアの復活祭」序曲
藤倉大:箏協奏曲(管弦楽版/世界初演)
ベートーヴェン:交響曲第7番
【チケット発売日】一般:3月11日(木)/読響会員優先:3月8日(月)
※読響会員の会員特典の「振り替え制度」を、一部変更させていただきます。4月公演の振り替え開始は、3月15日から受付とさせていただきます。5月や6月公演にも振り替え可能ですが、出演者や曲目が変更する場合もございますので、予めご了承ください(出演者や曲目が変更になった場合も、再び振り替えることはできません)。振り替えの受付は、期限までに読響チケットセンター 0570-00-4390 にお電話ください。
※今後の状況の変化により、出演者や曲目が変更になることや、公演を急遽中止させていただく場合もございますので、何卒ご了承ください。
※ご来場に際しては、「感染予防対策へのご協力のお願い」をご覧ください。