9月の主催公演に出演を予定していた指揮のマクシム・エメリャニチェフとイラン・ヴォルコフは、政府の入国制限により来日できず、残念ながら出演できなくなりました。そのため、代わりに鈴木雅明、高関健、井上道義の3人が指揮台に上がります。曲目も一部、変更させていただきます。詳細は、以下をご覧ください。
なお、9月主催公演のチケット(1回券)は、8月17日(火)から一般発売/8月13日(金)から読響会員優先発売します。お申し込みは、読響チケットセンター 0570-00-4390(10時~18時)、もしくは 読響チケットWEB へ。
■9月18日(土)14時開演 東京芸術劇場《第240回土曜マチネーシリーズ》
■9月19日(日)14時開演 東京芸術劇場《第240回日曜マチネーシリーズ》
指揮=鈴木雅明、オルガン=鈴木優人
C.P.E.バッハ:シンフォニア Wq.183/1
プーランク:オルガン協奏曲
メンデルスゾーン:交響曲第4番「イタリア」
【チケット発売日】一般:8月17日(火)/読響会員優先:8月13日(金)
《土曜・日曜マチネー》には、バッハ・コレギウム・ジャパンを率いる世界的指揮者・鈴木雅明が登場。今回、オルガンのソリストを務める息子の鈴木優人(読響指揮者/クリエイティヴ・パートナー)と親子共演します。古典派のスペシャリストとして名高い鈴木雅明は、C.P.E.バッハ作品やメンデルスゾーン「イタリア」などを指揮し、快活なテンポ感で推進力のある音楽を作り上げます。プーランクのオルガン協奏曲では、鈴木優人が東京芸術劇場の巨大パイプオルガンを巧みに弾きこなし、煌びやかな音色を引き出すでしょう。親子ならではの息の合った演奏に、ご期待ください。
■9月24日(金)19時開演 サントリーホール《第645回名曲シリーズ》
指揮=高関健、ソプラノ=中江早希
ハイドン:交響曲第22番「哲学者」
マーラー:交響曲第4番「大いなる喜びへの賛歌」
【チケット発売日】一般:8月17日(火)/読響会員優先:8月13日(金)
《名曲シリーズ》には、楽壇きっての知性派指揮者・高関健が、久々に読響主催公演に登場します。近年は、円熟味が増した音楽づくりで、サンクトペテルブルク・フィルの定期演奏会でも聴衆や楽員から大絶賛を受けるなど、充実した活動を続けています。前半のハイドンでは、高関の明晰なタクトが端正かつ躍動感あふれる音楽を生みだすでしょう。後半のマーラー第4番では、高関がスコアから、天国的な美しさと悪魔的な闇を絶妙なバランスで引き出します。ソプラノの中江早希の会場に澄みわたる美しい声を、ご堪能ください。
■9月29日(水)19時開演 サントリーホール《第611回定期演奏会》
指揮=井上道義、チェロ=宮田大
ストラヴィンスキー:管楽器のための交響曲
ゴリホフ:チェロ協奏曲「アズール」(日本初演)
ショスタコーヴィチ:交響曲第9番
【チケット発売日】一般:8月17日(火)/読響会員優先:8月13日(金)
ショスタコーヴィチ作品に深い愛を注いでいる井上道義が、読響《定期》で交響曲第9番を披露します。井上の思い切りの良いタクトが、軽快さやアイロニーをあぶり出し、作曲家の内面へと迫ります。ゴリホフのチェロ協奏曲は、従来のチェロ協奏曲の枠にとらわれない、極めて独創的な意欲作。日本を代表するチェリストの宮田大が、全身全霊を傾け熱いセッションを繰り広げ、生命の根源的な時間やリズムの感覚を呼び覚まし、会場を熱くさせるでしょう。どうぞ、ご期待ください。
※今後の状況の変化により、出演者や曲目が変更になることや、公演を急遽中止させていただく場合もございますので、何卒ご了承ください。
※ご購入いただいたチケットは、公演が中止になった場合以外でのキャンセル・払い戻しはできませんので、予めご了承ください。
※ご来場に際しては、「感染予防対策へのご協力のお願い」をご覧ください。