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7071314_page-0001.jpg月13日(土)と14日(日)《第268回土曜・日曜マチネーシリーズ》では、欧米で注目を浴びる新鋭カタリーナ・ヴィンツォーが3つの名曲を指揮します。

先日の《定期演奏会》で日本デビューを果たし「才能ある若手指揮者が数多く輩出する中でも、正統にして新鮮なヴィンツォーの指揮は傑出している。今後も注目していきたい」(毎日クラシックナビ/音楽評論家の長谷川京介さん)など高い評価を得たヴィンツォーが、週末は東京芸術劇場に初登場。ドヴォルザークの序曲「謝肉祭」や交響曲第8番などを指揮し、華麗なサウンドを築き、会場を魅了するでしょう。

前半には、シカゴ響とベルリン・フィル首席奏者を歴任した世界的フルート奏者のマチュー・デュフォーと、ミュンヘン国際コンクール第3位などに輝き昨年11月に読響に入団したハープ奏者の景山梨乃が共演。モーツァルトの「フルートとハープのための協奏曲」で、輝かしいフルートの音色と優雅なハープの調べを披露します。休日午後の極上のひと時をご堪能ください。

チケットは、読響チケットセンター 0570-00-4390(10時~18時)と読響チケットWEB で好評発売中です。

当日券は、両日とも13時から販売します。また、学生券(2,000円/25歳以下/要学生証)の整理券も、両日とも13時から配布します。皆様のご来場をお待ちしております。

第268回土曜マチネーシリーズ

2024年7月13日〈土〉 東京芸術劇場

指揮=カタリーナ・ヴィンツォー
フルート=マチュー・デュフォー
ハープ=景山梨乃(読響ハープ奏者)

ドヴォルザーク:序曲「謝肉祭」 作品92
モーツァルト:フルートとハープのための協奏曲 ハ長調 K.299(297c)
ドヴォルザーク:交響曲第8番 ト長調 作品88

第268回日曜マチネーシリーズ

2024年7月14日〈日〉 東京芸術劇場

指揮=カタリーナ・ヴィンツォー
フルート=マチュー・デュフォー
ハープ=景山梨乃(読響ハープ奏者)

ドヴォルザーク:序曲「謝肉祭」 作品92
モーツァルト:フルートとハープのための協奏曲 ハ長調 K.299(297c)
ドヴォルザーク:交響曲第8番 ト長調 作品88

8007(C)読響 撮影=藤本崇 - コピー.jpg読売日本交響楽団は、第21回三菱UFJ信託音楽賞奨励賞を受賞しました。この賞は、公益財団法人三菱UFJ信託芸術文化財団による助成事業の一つで、2023年度の助成公演の中から、当団主催の10月17日《第632回定期演奏会》が「優れた公演」に選ばれました。
【三菱UFJ信託芸術文化財団のニュース】https://mutfa.jp/pages/76/

■2023年10月17日(火)《第632回定期演奏会》 会場:サントリーホール
指揮=セバスティアン・ヴァイグレ
ピアノ=ルーカス・ゲニューシャス
ソプラノ=アンナ・ガブラー
メゾ・ソプラノ=クリスタ・マイヤー
バリトン=ディートリヒ・ヘンシェル
バス=ファルク・シュトルックマン
合唱=新国立劇場合唱団(合唱指揮=冨平恭平)

[曲目]
ヒンデミット:主題と変奏 「4つの気質」
アイスラー:ドイツ交響曲 作品50 (日本初演)

明日7月IMG_0440 - コピー.jpeg9日(火)《第640回定期演奏会》では、欧州で注目を浴びる新鋭指揮者カタリーナ・ヴィンツォーがブラームスの交響曲第2番などを指揮し、日本デビューを果たします。

ベルリン・ドイツ響、ケルン放送(WDR)響、BBC響などを振るオーストリア・オーバーエスターライヒ州生まれの新鋭ヴィンツォーが初登場。日本デビューとなる今回、“お国もの”とも言えるブラームス2番をメインに、フランス現代作曲家のコネソン、20世紀日本を代表する矢代秋雄作品の3曲を指揮します。コスモポリタンに活躍する彼女の才能が開花するでしょう。前半には、ドイツを代表する名手シュテッケルが、矢代の代表作とされるチェロ協奏曲を弾き、深い芸術性へと迫ります。

初登場となるヴィンツォーに、今回のプログラムの聴きどころなどを伺いました。

       ◇    ◇    ◇

__今回が初来日ですか? リハーサルを終えて、読響の印象はいかがですか?

はい、日本に初めて来ました。来日経験のある友人が周囲にたくさんいましたので、日本について色々聞いてきました。「文化の違いなど大丈夫かな」と少し緊張していましたが、実際に来てみたら皆さんとてもフレンドリーで親切にしてくれて安心しています。読響は、私の指揮に対する反応がとても良く、素晴らしいオーケストラだと感じています。

__9日のプログラムの聴きどころや特徴は?

まずは3つの作品の組み合わせが特徴的です。矢代作品は読響から提案いただき、コネソンは私から提案したのですが、素敵なコンビネーションなったと思います。この二つの作品に、オーケストラの皆さんもよく知っているブラームスを組み合わせました。それぞれ異なる多様な曲をお届けできるのがとても楽しみです。

コネソン作品は、作家ラヴクラフトの短編小説が基になっていますが、それを知らなくても、聴いただけでストーリーが想像できるような、色彩豊かな曲です。矢代秋雄さんの作品は、私は初めて指揮します。フランス音楽の要素もありますが、新ウィーン楽派の音楽を彷彿とさせます。ひとつひとつの音、何気ないと思えるような部分まで、すべてがとても大事で意味を持っていると感じさせる曲です。現代作品も得意としているシュテッケルさんによる説得力のある解釈と音楽性にも、ご注目ください。ブラームスは、時に「保守的な作曲家」とも思われがちですが、私は彼の作品から様々な革新性を感じています。例えば、拍子に逆らったり、ずらすような革新的なリズムを使っている部分があり、調性の変化やサウンドからも先駆的なところを感じられます。ブラームス独自の構成美も備えていて、とても興味深い作品です。

__最後にお客様にメッセージを。

今回、読響とシュテッケルさんと共に、日本のお客様へこのような多彩なプログラムをお届けできることを、とても幸せに感じています。それぞれ魅力にあふれた曲ですので、会場で楽しんでお聴きいただけたら嬉しいです!

        ◇    ◇    ◇

チケットは、読響チケットセンター 0570-00-4390(10時~18時)及び 読響チケットWEBで発売中です。

当日券は、18時から販売します。また、学生券(2,000円/25歳以下/要学生証)の整理券も18時から配布します。皆様のご来場をお待ちしております。

第640回定期演奏会

2024年7月 9日〈火〉 サントリーホール

指揮=カタリーナ・ヴィンツォー
チェロ=ユリアン・シュテッケル

コネソン:「ラヴクラフトの都市」から“セレファイス”
矢代秋雄:チェロ協奏曲
ブラームス:交響曲第2番 ニ長調 作品73

9月1日(日)に東京都多摩市のパルテノン多摩で開催する「読響《喜びのベートーヴェン》 」公演(主催:パルテノン多摩共同事業体)の記事が、読売新聞(東京・多摩版/6月28日朝刊)に掲載されました。どうぞ、ご覧ください(読売新聞の許可を得て、画像を掲載します)。

チケット(全席指定 7,800円)は好評発売中です。残席が少なくなっていますので、お早めにご購入ください。
【公演詳細】https://www.parthenon.or.jp/event/20240901yomikyo
多摩記事 - コピー.jpg

読売日本交響楽団《喜びのベートーヴェン》

2024年9月 1日〈日〉 パルテノン多摩大ホール

指揮=松本宗利音
ピアノ=仲道郁代

ベートーヴェン:バレエ音楽「プロメテウスの創造物」序曲
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調 作品73「皇帝」
ベートーヴェン:交響曲第7番 イ長調 作品92

【公演詳細ページ】
https://www.parthenon.or.jp/event/20240901yomikyo

【お申込み・お問い合わせ】
パルテノン多摩 042-376-8181(10:00~19:00 休館日を除く)
https://www.cnplayguide.com/parthenon/login.asp

下期まとめ.png《定期演奏会》《名曲シリーズ》《土曜マチネーシリーズ》《日曜マチネーシリーズ》《横浜マチネーシリーズ》の2024年度下期会員券(24年10月~25年3月/連続券)を、6月29日(土)10時から一般発売します。

詳細は、下期会員券チラシ(PDF)「2024年度会員のご案内ページ」をご覧ください。
 
《定期》と《名曲》では、マティアス・ゲルネら世界的な豪華歌手たちを迎え、常任指揮者ヴァイグレがベルクの歌劇「ヴォツェック」(演奏会形式)を指揮します。その他、指揮者/クリエイティヴ・パートナーの鈴木優人、名誉客演指揮者の尾高忠明という読響指揮者陣に加え、上岡敏之、カサドシュ、小林資典、沖澤のどか、ツァグロゼクらも客演します。

ソリストとして、ピアノのポゴレリッチ、反田恭平、辻井伸行、ヴァイオリンのテツラフ、ラドゥロヴィチ、ソコロフ、チェロのソッリマら個性豊かな面々が登場します。

会員券には特典も多数ございます。会員券(シリーズ連続券)でチケットをまとめて購入すると、1回券よりもお安く聴けるほか、非売品の「読響特製CD」や「特製チケットホルダー」のプレゼントに加え、ご来場になれない公演での「仮券制度」や「振り替え制度」もご用意しています。

お申し込み・お問い合わせは、読響チケットセンター 0570-00-4390(10時~18時・年中無休)へ。

240627.jpg6月28日(金)《第673回名曲シリーズ》と6月30日(日)《第135回横浜マチネーシリーズ》では、フランスの気鋭マキシム・パスカルがストラヴィンスキーのバレ音楽「春の祭典」などを指揮します。

昨年夏にザルツブルク音楽祭やエクサン・プロヴァンス音楽祭で絶賛されるなど、欧州で華々しく活躍するパスカルが2020年、22年に続き、読響に3度目の登場。今回は、ハイドン、ヴィヴァルディ、武満、ストラヴィンスキー作品というバラエティに富んだプログラムを披露します。メインの「春の祭典」では、全身を使って踊るような指揮で、読響から鮮烈なリズム、色彩豊かなサウンドを引き出すでしょう。

前半には、日本を代表するギタリストの村治佳織が、ヴィヴァルディの「春」(ギター独奏版)と武満徹「虹へ向かって、パルマ」の2曲で共演します。多彩なテクニックと豊かな音楽性を披露し、会場を魅了するでしょう。どうぞ、ご期待ください。

チケットは、読響チケットセンター 0570-00-4390(10時~18時)及び 読響チケットWEBで発売中です。

両日とも当日券を、開演1時間前から販売します。また、学生券(2,000円/25歳以下/要学生証)の整理券も開演1時間前から配布します。皆様のご来場をお待ちしております。

第673回名曲シリーズ

2024年6月28日〈金〉 サントリーホール

指揮=マキシム・パスカル
ギター=村治佳織

ハイドン:交響曲第22番 変ホ長調「哲学者」
ヴィヴァルディ:「四季」から“春”(ギター独奏)
武満徹:「虹へ向かって、パルマ」
ストラヴィンスキー:バレエ音楽「春の祭典」

第135回横浜マチネーシリーズ

2024年6月30日〈日〉 横浜みなとみらいホール

指揮=マキシム・パスカル
ギター=村治佳織

ハイドン:交響曲第22番 変ホ長調「哲学者」
ヴィヴァルディ:「四季」から“春”(ギター独奏)
武満徹:「虹へ向かって、パルマ」
ストラヴィンスキー:バレエ音楽「春の祭典」

明日6月19日(水)深夜26時0618.jpg29分(20日の午前2時29分)からの日本テレビの番組「読売日本交響楽団 粗品と絶品クラシック」では、今年4月26日(金)にサントリーホールで行われた《第671回名曲シリーズ》から、常任指揮者セバスティアン・ヴァイグレの指揮でベートーヴェンの交響曲第4番を、ソリストにロザンネ・フィリッペンスを迎え、コルンゴルトのヴァイオリン協奏曲を放映します。

常任指揮者に就任して6年目を迎えたヴァイグレが、得意とするドイツ・オーストリア音楽からベートーヴェンとコルンゴルト作品を披露し、読響から豊潤なサウンドを引き出しました。ロイヤル・フィル、バーミンガム市響、リヨン国立管などと共演するオランダの名手フィリッペンスが、読響に初登場。コルンゴルトの傑作協奏曲を弾き、銘器ストラディヴァリの艶やかな音色を披露し、会場を魅了しました。

番組ナビゲーターは、人気お笑いコンビ「霜降り明星」の粗品。クラシック音楽に造詣が深く、自ら作曲を手掛けるなど、芸人とアーティストの狭間で創造の領域を広げています。番組でのトークもお楽しみください。

日本テレビ「読響 粗品と絶品クラシック」ホームページ:https://www.ntv.co.jp/yomikyo-classic/

同放送は、BS日テレでも6月29日(土)午前7時から放送される予定です。また、TVerの配信でもご覧いただけます。