5月22日(木)19時から東京オペラシティコンサートホールにて「コンポージアム2025 ゲオルク・フリードリヒ・ハースの音楽」を開催します。
【公演詳細】https://www.operacity.jp/concert/calendar/detail.php?id=17112
今年のテーマ作曲家は、オーストリア生まれのゲオルク・フリードリヒ・ハース。2013年からはトリスタン・ミュライユの後任としてニューヨークのコロンビア大学作曲科教授を務めており、室内楽から管弦楽、オペラまで幅広く作曲活動を行い、国際的に活躍しています。
現代作品を得意としているジョナサン・ストックハンマーの指揮で、ハースの「《... e finisci già?》~オーケストラのための」、ホルンロー・モダン・アルプホルン・カルテットの共演で「コンチェルト・グロッソ第1番 ~4本のアルプホルンとオーケストラのための」の2曲を日本初演するほか、マーラーの交響曲第10番から「アダージョ」などを披露します。ストックハンマーと読響が、鮮烈な演奏を繰り広げるでしょう。ご期待ください。
チケット(全席指定、一般4,000円、学生1,000円)は、好評発売中です。お申し込みは、東京オペラシティチケットセンター 03-5353-9999(10:00〜18:00)へ。21日の23時59分まで、インターネットでもご購入いただけます。https://ticket.operacity.jp/order-top.php?on=1
当日券は、18時から販売します。
News
7月16日(木)「第46回読響アンサンブル・シリーズ」のチケット(1回券)は、好評につき完売しました。
なお、同公演を含む《読響アンサンブル・シリーズ》の年間会員券(4回連続券/16,000円)は、若干枚数を発売中です。
5月21日(水)深夜25時59分(22日の午前1時59分)からの日本テレビの番組「読売日本交響楽団 粗品と絶品クラシック」では、今年3月27日に東京オペラシティで行った公開収録からストラヴィンスキーの「サーカス・ポルカ」やヴァイオリン協奏曲などの模様を放映します。
指揮は、2021年のハチャトゥリアン国際コンクールで日本人で初めて優勝し、同年クーセヴィツキー国際コンクール最高位に輝いた気鋭の出口大地。エネルギッシュなタクトで、読響からクリアな響きと生き生きとしたリズムを引き出しました。
ヴァイオリン独奏は、ベルリン・コンツェルトハウス管やライプツィヒ放送(MDR)響などと共演し国際的に活躍している岡本誠司。鮮烈なサウンドによる切れ味鋭い演奏を展開し、会場は大きな拍手に包まれました。
番組ナビゲーターは、人気お笑いコンビ「霜降り明星」の粗品。クラシック音楽に造詣が深く、自ら作曲を手掛けるなど、芸人とアーティストの狭間で創造の領域を広げています。
日本テレビ「読響 粗品と絶品クラシック」ホームページ:https://www.ntv.co.jp/yomikyo-classic/
同放送は、BS日テレでも5月31日(土)午前7時から放送される予定です。また、TVerの配信でもご覧いただけます。
5月15日(木)「第682回名曲シリーズ」と17日(土)「第141回横浜マチネーシリーズ」では、日本を代表する名匠・尾高忠明が得意とするエルガーの「エニグマ」などロマン派の二つの名曲を指揮します。
長らく英国で活躍し、「エルガー・メダル」を授与されるなど英国音楽の伝道師として知られる尾高が、エルガーの代表作を指揮します。ロマンティックな旋律をたっぷりと歌わせ、華麗なサウンドを引き出すでしょう。
前半には、ソニー・クラシカルから多くのCDをリリースして注目を浴びるドイツの新星チェリストのグロメスが登場します。ドヴォルザークの傑作協奏曲で超絶技巧を披露し、哀愁漂うメロディを繊細に奏で、会場を魅了するでしょう。
チケットは、読響チケットセンター 0570-00-4390(10時~18時)及び 読響チケットWEB で発売中です。
当日券は、各日開演1時間前から販売します。学生券(2,000円/25歳以下/要学生証)の整理券も開演1時間前から配布します。皆様のご来場をお待ちしております。
第682回名曲シリーズ
2025年5月15日〈木〉 サントリーホール
指揮=尾高忠明
チェロ=ラファエラ・グロメス
ドヴォルザーク:チェロ協奏曲 ロ短調 作品104
エルガー:創作主題による変奏曲「エニグマ」
第141回横浜マチネーシリーズ
2025年5月17日〈土〉 横浜みなとみらいホール
指揮=尾高忠明
チェロ=ラファエラ・グロメス
ドヴォルザーク:チェロ協奏曲 ロ短調 作品104
エルガー:創作主題による変奏曲「エニグマ」
7月16日(水)にTOPPANホールで開催する《第46回読響アンサンブル・シリーズ/鈴木優人プロデュース》のチケット(1回券)を、5月18日(日)から一般発売/5月14日(水)読響会員優先します。
読響指揮者/クリエイティヴ・パートナーを務めている鈴木優人がプロデュースする人気企画。過去には、シェーンベルク「月に憑かれたピエロ」、ブーレーズ「ル・マルトー・サン・メートル」などを演奏し、高い評価を得ています。
今回は、マーラー作曲、シェーンベルク=リーン編曲による「大地の歌」(室内楽版)を演奏します。欧州とアジアにおいて声楽曲や宗教曲で活躍するテノールのセイル・キム、ダラスやミネソタなど米国での活躍が目覚ましいバリトンの大西宇宙が共演し、コンサートマスターの戸原直ら読響メンバーと白熱のアンサンブルを繰り広げます。なお、開演前にはプレ・トークも行います。
チケット(全席指定5,000円)のお申し込みは、読響チケットセンター 0570-00-4390(10時~18時)、または 読響チケットWEB へ。
なお、25年度の《読響アンサンブル・シリーズ》の年間会員券(4回セット券/16,000円)も発売中です。
第46回読響アンサンブル・シリーズ
2025年7月16日〈水〉 TOPPANホール(旧トッパンホール)
指揮=鈴木優人(指揮者/クリエイティヴパートナー)
テノール=セイル・キム バリトン=大西宇宙
ピアノ=鈴木慎崇 ハルモニウム=西澤央子
ヴァイオリン=戸原直、瀧村依里 ヴィオラ=冨田大輔 チェロ=富岡廉太郎 コントラバス=瀬泰幸
フルート=片爪大輔 オーボエ=金子亜未 クラリネット=芳賀史徳 ファゴット=岩佐雅美
ホルン=松坂隼 打楽器=岡田全弘、金子泰士
マーラー(シェーンベルク=リーン編):大地の歌
※19時からプレ・トークあり
2026年1月20日(火)《第654回定期演奏会》のプフィッツナーのカンタータ「ドイツ精神について」の歌手4人が決定しました。
既に発表済みのソプラノのマグダレーナ・ヒンタードブラーに加え、メゾ・ソプラノのクラウディア・マーンケ、バスのファルク・シュトルックマンの出演が決まりました。
また、テノールのマイケル・ポーターは、本人の都合により出演できなくなりました。代わりに、シュテファン・リューガマーが出演します。誠に申し訳ございませんが、何卒ご理解くださいますようお願いいたします。なお、変更によるキャンセル・払い戻しはできません。
■歌手プロフィール
マグダレーナ・ヒンタードブラー(ソプラノ) Magdalena Hinterdobler, Soprano
伸びやかで澄んだ美声を持つソプラノ歌手。23年からフランクフルト歌劇場の専属歌手を務め、「ニュルンベルクのマイスタージンガー」エファ役、「エレクトラ」クリソテミス役などを歌い、絶賛された。ベルリン・ドイツ・オペラ、ライプツィヒ歌劇場、ケルン歌劇場、プラハ国立歌劇場などで歌っている。コンサートでは、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管、バンベルク響、ドレスデン・フィルなどと共演。今回、読響に初登場する。
クラウディア・マーンケ(メゾ・ソプラノ) Claudia Mahnke, Mezzo Soprano
オペラやコンサートで世界的に活躍しているドイツを代表するメゾ・ソプラノ歌手。フランクフルト歌劇場の専属歌手を務め、21年にはフランクフルト市から“宮廷歌手”の称号を贈られた。ウィーン国立歌劇場、メトロポリタン歌劇場、バイエルン国立歌劇場、ベルリン国立歌劇場、ハンブルク国立歌劇場などに出演。読響とは、カンブルランの指揮で15年「トリスタンとイゾルデ」ブランゲーネ役、19年「グレの歌」で共演している。
シュテファン・リューガマー(テノール) Stephan Rügamer, Tenor
ザルツブルク音楽祭、ルツェルン音楽祭など世界の檜舞台で活躍するテノール歌手。ベルリン国立歌劇場を中心に、ミラノ・スカラ座、ハンブルク国立歌劇場、バイエルン国立歌劇場、パリ・オペラ座、シュトゥットガルト歌劇場などに出演。ブーレーズ、ドホナーニ、ギーレン、メッツマッハー、ラトル、メータらの指揮で世界各地の楽団と共演している。24年にヴァイグレ指揮の読響と「エレクトラ」エギスト役で共演し、高い評価を得た。
ファルク・シュトルックマン(バス・バリトン) Falk Struckmann, Bass-baritone
世界各地で活躍する現代最高峰のバス・バリトン歌手。バレンボイム、ティーレマン、アバド、ムーティ、ペトレンコら指揮でメトロポリタン歌劇場、ミラノ・スカラ座、英国ロイヤル・オペラなどで歌い、バイロイト、ザルツブルク、ルツェルンなどの音楽祭にも出演。特にワーグナー作品で高い評価を受け、数々の名演奏を残している。ウィーン国立歌劇場とベルリン国立歌劇場の両劇場で“宮廷歌手”の称号を持つ。読響とは、ヴァイグレ指揮で23年アイスラー「ドイツ交響曲」、今年3月「ヴォツェック」医師役で共演している。
12月18日(木)~12月27日(土)のベートーヴェン「第九」公演に出演を予定していたテノールのダミアン・ビグルダンは、本人の都合により出演できなくなりました。代わりに、ベルリン国立歌劇場などで活躍するシヤボンガ・マクンゴが出演します。
誠に申し訳ございませんが、何卒ご理解くださいますようお願いいたします。
なお、変更によるキャンセル・払い戻しはできません。
■プロフィール
シヤボンガ・マクンゴ(テノール) Siyabonga Maqungo, Tenor
輝かしい声で世界各地の観客を魅了する南アフリカ出身のテノール歌手。2020年からベルリン国立歌劇場の専属歌手として活躍し、幅広いレパートリーを歌い高い評価を得ている。バレンボイム、パッパーノ、ヴァイグレ、ヤング、ボルトン、ミンコフスキ、ヤーコプスら名匠の指揮で、ミラノ・スカラ座、バイロイト音楽祭、マドリード王立劇場、ライプツィヒ歌劇場などで歌っている。また、マケラ指揮のパリ管、及びシャニ指揮のサンタ・チェチーリア国立アカデミー管によるベートーヴェン「第九」のソロを務め、好評を博した。
8月~9月に開催する《定期演奏会》《名曲》《土曜マチネー》《日曜マチネー》《横浜マチネー》各シリーズの全5公演のチケット(1回券)を、5月10日(土)10時から一般発売します(現在、読響会員優先発売中)。
8月は、欧米で活躍している首席客演指揮者ヴァルチュハが、2プログラム3公演を指揮。マーラー「大地の歌」、ベートーヴェン「英雄」などを振り、鮮烈なサウンドを響かせます。
9月は、世界で先鋭的なプロジェクトを手掛けてきた名匠ケント・ナガノが読響に初登場します。シューベルト「グレイト」やマーラー「夜の歌」などの大曲を指揮し、作品の神髄へと迫るでしょう。
バイロイト音楽祭など世界の檜舞台で活躍するテノールのヒリー、メトロポリタン歌劇場などで歌うメゾ・ソプラノのクック、イタリアを代表するピアノの名手ルポが共演します。
チケットのお申し込みは、読響チケットセンター 0570-00-4390(10時~18時・年中無休)へお電話いただくか、読響チケットWEB でもお買い求めいただけます。
第685回名曲シリーズ
2025年8月19日〈火〉 サントリーホール
指揮=ユライ・ヴァルチュハ
メゾ・ソプラノ=サーシャ・クック
テノール=クレイ・ヒリー
ワーグナー:楽劇「トリスタンとイゾルデ」から前奏曲と愛の死
マーラー:大地の歌
第280回日曜マチネーシリーズ
2025年8月24日〈日〉 東京オペラシティコンサートホール
指揮=ユライ・ヴァルチュハ
R.シュトラウス:メタモルフォーゼン
ベートーヴェン:交響曲第3番 変ホ長調 作品55「英雄」
第144回横浜マチネーシリーズ
2025年9月21日〈日〉 横浜みなとみらいホール
指揮=ケント・ナガノ
ピアノ=ベネデット・ルポ
野平一郎:委嘱新作(世界初演)
モーツァルト:ピアノ協奏曲第24番 ハ短調 K. 491
シューベルト:交響曲第8番 ハ長調 D944「グレイト」
5月6日(火・休)18時からサントリーホール大ホールで開催される「こども音楽フェスティバル2025 クロージング・コンサート ~The オーケストラ!~」に出演します。
https://www.kofes.jp/program/1568/
この音楽祭の公式アンバサダーを務めるピアニストの清塚信也がグリーグのピアノ協奏曲第1番の第1楽章で独奏を務めるほか、鈴木優人の指揮でドヴォルザークの交響曲第8番などの名曲を披露します(コンサートマスターは林悠介)。音響抜群のサントリーホールにて、読響の迫力のサウンドをご堪能ください。
チケット(こども1,500~3,000円など/小学生以上が入場可能)は好評発売中です。
当日券については、サントリーホールチケットセンター 0570-55-0017 にお問い合わせください。
ソニー音楽財団とサントリー芸術財団が主催する同フェスティバルは、0歳乳児から高校生まで、子どもの年齢に合わせて企画された演奏会やワークショップが5月3日から6日までの4日間にわたり展開され、親子でクラシック音楽を一日中楽しむことができるものです。
【詳細】https://www.kofes.jp/
5月1日付で古谷拳一(ふるや けんいち)が首席ファゴット奏者として、入団いたしました。昨年10月から契約団員として出演、6か月のテスト期間を終えました。
入団にあたって「この度、日本を代表する伝統あるオーケストラに入団できましたことを、大変光栄に存じます。学生時代から親しんできた『読響サウンド』の色彩豊かなパレットに、微力ながらも自分の色を加え、より一層の華やかさを添えられるよう、日々精進してまいります」と抱負を述べています。
【プロフィール】1994年大阪府生まれ。東京芸術大学卒業時にアカンサス賞、同声会賞受賞。スイスに留学し、2021年にチューリヒ芸術大学卒業。23年に同大学ソリストコースを満場一致の満点で卒業。19年から21年までベルリン・フィルのカラヤン・アカデミーに在籍。ベルリン・フィルの一員として活躍し、日本ツアーやジルベスターコンサートにも参加。スイスのムリ国際コンクール優勝、「プラハの春」国際コンクールで第2位を受賞。室内楽ではパシフィック・クインテットのメンバーを務め、ベルリンのハンス・アイスラー音楽大学の室内楽修士課程を修了したほか、19年にニールセン国際コンクール第2位、21年に「音色と解釈」コンクール優勝、24年にミュンヘン国際コンクール第2位受賞。反田恭平率いるジャパン・ナショナル・オーケストラのメンバーも務めている。