News

pietari_inkinen(c)kaupo kikkas (2) - コピー.jpg11月27日(木)《第653回定期演奏会》に出演を予定していた指揮者のハンヌ・リントゥは、本人のやむを得ぬ事情により、来日できなくなりました。この公演はピエタリ・インキネンが指揮します。

なお、プログラムの3曲目に予定しておりましたサーリアホの「冬の空」を、シベリウスの「トゥオネラの白鳥」に変更いたします。

深くお詫び申し上げます。誠に申し訳ございません。なお、変更によるキャンセル・払い戻しはいたしません。何卒ご理解くださいますようお願いいたします。

また、この変更に際して、インキネンが26年3月に指揮する東京都交響楽団に特段のご配慮をいただきました。ご厚意に御礼申し上げます。

《第653回定期演奏会》
11月27日(木)19時開演 会場:サントリーホール

指揮=ピエタリ・インキネン 
ピアノ=ピョートル・アンデルシェフスキ

シベリウス:交響的幻想曲「ポホヨラの娘」作品49
バルトーク:ピアノ協奏曲第3番 ホ長調
シベリウス:組曲「レンミンカイネン」から“トゥオネラの白鳥”
シベリウス:交響曲第7番 ハ長調 作品105

■プロフィール
ピエタリ・インキネン(指揮) Pietari Inkinen, Conductor
国際的に活躍するフィンランド出身の俊英。ロイヤル・コンセルトヘボウ管、ブダペスト祝祭管、バイエルン放送響、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管、ロサンゼルス・フィル、クリーヴランド管などを指揮。これまでに日本フィル、プラハ響などのポストを歴任し、25年までザールブリュッケン・カイザースラウテルン・ドイツ放送フィルの首席指揮者を務めた。オペラでは、23年にバイロイト音楽祭で「ニーベルングの指環」を指揮して大きな話題を呼んだほか、ボローニャ歌劇場などで活躍している。今回、読響に初登場を果たす。

2026年度(2026202627HP枠付き.png年4月~2027年3月)シーズンの日程、プログラム、出演者を発表します。速報版チラシ(PDFファイル)をダウンロードしてご覧いただけます。

2026/2027シーズンプログラム(PDF)をダウンロード

8年目のシーズンを迎える第10代常任指揮者ヴァイグレは、R.シュトラウスの交響詩「死と変容」やアルプス交響曲をはじめ、ベートーヴェン「第九」、マーラー「巨人」、旧東ドイツ出身のジークフリート・マトゥスの作品などを披露します。また、27年3月の《特別演奏会》では、第一次世界大戦で戦死した夭折の作曲家ルディ・シュテファンの歌劇「最初の人類」(演奏会形式)を日本初演し、読響と更なる高みを目指します。

首席客演指揮者ヴァルチュハは、マーラーの大作「悲劇的」、ショスタコーヴィチの交響曲第10番、ラフマニノフの交響的舞曲などを振り、深い芸術性へと迫ります。

カンブルラン、尾高忠明、小林研一郎の読響指揮者陣に加え、ボルトン、ロト、アントニーニ、山田和樹らが再登場し、バラエティに富んだプログラムを振ります。ビールマイアー、ハンナ・チャンらフレッシュな面々も初登場します。

ソリストには、ピアノのアチュカロ、ガジェヴ、牛田智大、阪田知樹、ユッセン兄弟、ヴァイオリンのカプソン、グリンゴルツ、ハチャトゥリアン、三浦文彰、ヴィオラのグロス、チェロのミュラー=ショット、ガベッタ、フルートのパユ、トランペットのヘフス、児玉隼人ら個性的なアーティストが揃いました。

なお現在、指揮者/クリエイティヴ・パートナーの鈴木優人は、任期満了のため2026年3月末で同ポストを退任します。

《定期演奏会》《名曲シリーズ》の会場のサントリーホールは、改修工事により2027年3月から6か月間休館するため、2026年度の《定期演奏会》《名曲シリーズ》は各9回の開催となります。また、2027年度上期の《定期演奏会》《名曲シリーズ》は、会場を東京芸術劇場に移して開催する予定です。

2026年度の主なシリーズの年間会員券は、2026年1月17日(土)から発売します。
お申し込みは、読響チケットセンター 0570-00-4390(10時~18時) もしくは、読響チケットWEB まで。

お得な会員券は、1回券よりもお安く、特製CDのプレゼントなど特典がいっぱいです。2026年度も皆様のご来場をお待ちしております。

11.1.jpg2026年1月9日(金)19時から東京芸術劇場で開催される「都民音楽フェスティバル/オーケストラ・シリーズ」公演に出演します。チケット(S席5,000円、A席 4,000円、B席3,000、C席 2,000円)は、11月6日(木)から発売します。

【公演詳細】https://www.jfm.or.jp/concert/2026/01/09.html

指揮者は、読響をはじめ国内各地の楽団と共演し、新国立劇場合唱団の合唱指揮者や東京混声合唱団の常任指揮者としても活躍している水戸博之。幅広いレパートリーに取り組み、的確なバトンと優れた音楽性で高く評価されています。今回は、山田耕筰の「序曲」やブラームスの交響曲第2番などを振り、読響から豊潤なサウンドを引き出すでしょう。

前半には、ベートーヴェン作品の演奏をライフワークとしている日本を代表するピアニストの仲道郁代が共演。ベートーヴェン作品に真摯に向き合い続けている仲道が、ベートーヴェンの傑作、ピアノ協奏曲第4番を弾きます。革新性に満ちたこの作品で、仲道は研究と実践に導かれた充実した演奏を繰り広げ、ベートーヴェンの神髄へと迫るでしょう。

チケットのお申し込みは、以下の日本演奏連盟のサイトの右上の「チケット購入」ボタンからお進みください。
https://www.jfm.or.jp/

「都民音楽フェスティバル」は、東京都と公益財団法人東京都歴史文化財団との共催で開催する文化事業です。長年にわたり「都民芸術フェスティバル」として都民に親しまれてきましたが、今回から音楽・舞台芸術分野を「都民音楽フェスティバル」に再編成して開催されます。
https://tomin-fes.com/

freshmeikyoku2025_page-0001.jpg来年1月31日(土)14時30分から大田区民ホール・アプリコにて「フレッシュ名曲コンサート/読響×アプリコ 望郷の「新世界」(主催:公益財団法人 大田区文化振興協会、公益財団法人 東京都歴史文化財団、東京文化会館)を開催します。

ハチャトゥリアン国際コンクールで優勝し、国際的に活躍する注目の指揮者・出口大地が、ドヴォルザークの代表作、交響曲第9番「新世界」などを指揮します。出口はエネルギッシュなタクトにより、躍動的なリズムや輝かしいサウンドを引き出し、会場を興奮の渦へと誘うでしょう。

前半には、2023年の東京音楽コンクールで優勝し、現在ベルリンに留学している“ピアノの大器”佐川和冴が登場。持ち前の力強いタッチでチャイコフスキーの協奏曲第1番を弾き、スケールの大きな音楽づくりを展開します。佐川の豊かな音楽性が存分に発揮されるでしょう。

チケット(全席指定/S席 3,000円、A席 2,000円、小・中学生 1,000円)は、大田区文化振興協会チケットセンター 03-3750-1555(10:00~19:00)などで好評発売中です。

フレッシュ名曲コンサート 読響×アプリコ 望郷の「新世界」

2026年1月31日〈土〉 大田区民ホール・アプリコ

指揮:出口大地
ピアノ:佐川和冴

チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調 作品23
ドヴォルザーク:交響曲第9番 ホ短調 作品95 「新世界から」ド」作品35

10月25日(土)と26日(日)各14時からIMG_7031 - コピー.jpeg東京芸術劇場(池袋)で開催する「第281回土曜・日曜マチネーシリーズ」では、英国の俊英エドワード・ガードナーが読響に初登場し、ブラームスの交響曲第1番などを指揮します。

カードナーは、ニューヨーク・フィル、バイエルン放送響、メトロポリタン歌劇場、ミラノ・スカラ座など世界各地の楽団に客演し、現在名門ロンドン・フィルの首席指揮者を務めています。幅広いレパートリーを誇り、CDも多数リリース。バーミンガム市響とのシューベルトやメンデルスゾーンの交響曲、ベルゲン・フィルとのブラームスの交響曲の録音でも高い評価を得ています。今回、ブラームスの交響曲第1番をメインに3曲を振り、その才能を発揮するでしょう。

前半には、高松宮殿下記念世界文化賞を受賞したコンテンポラリーダンス界の大家アンヌ・テレサ・ドゥ・ケースマイケルとの共演で世界各地で活躍し、欧州で注目を浴びる“ピアノの詩人”パヴェル・コレスニコフが登場。息を呑むような美しい音色と詩的な表現力で、チャイコフスキーの名曲に新たな光を当てるでしょう。

当日券は、両日とも13時から販売します。学生券(2,000円/25歳以下/要学生証)の整理券も13時から配布します。皆様のご来場をお待ちしております。

第281回土曜マチネーシリーズ

2025年10月25日〈土〉 東京芸術劇場

指揮=エドワード・ガードナー
ピアノ=パヴェル・コレスニコフ

ディーリアス:歌劇「村のロミオとジュリエット」から“楽園への道”
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調 作品23
ブラームス:交響曲第1番 ハ短調 作品68

第281回日曜マチネーシリーズ

2025年10月26日〈日〉 東京芸術劇場

指揮=エドワード・ガードナー
ピアノ=パヴェル・コレスニコフ

ディーリアス:歌劇「村のロミオとジュリエット」から“楽園への道”
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調 作品23
ブラームス:交響曲第1番 ハ短調 作品68

10月21日(火)19時かIMG_7009 - コピー.jpegらサントリーホールで開催する《第652回定期演奏会》では、常任指揮者セバスティアン・ヴァイグレがショスタコーヴィチの交響曲第15番など3つのロシア・ソビエト音楽を指揮します。

1曲目は、“ロシア音楽の父”と呼ばれるグリンカの代表作「カマリンスカヤ」。ヴァイグレは、このロシア民謡を素材とした初の管弦楽曲とされている重要作を振り、温かく豊潤なサウンドを引き出すでしょう。

2曲目には、1963年に読響を指揮したことでも知られるハチャトゥリアン作曲の隠れた名曲「コンチェルト・ラプソディ」を演奏します。ソリストは、23年ブラームス国際、24年エネスコ国際と二つのコンクールで優勝し、欧州でも注目を浴びる新星チェリストの北村陽。ハチャトゥリアン特有の民俗色あふれるメロディを朗々と奏で、超絶技巧を披露します。

メインは、がショスタコーヴィチの“最後の交響曲”となった第15番。この曲は、ロッシーニやワーグナー作品からの引用を絡めたショスタコーヴィチの自伝的作品とも言われています。ロシア語文化の中で育ち、ショスタコーヴィチ作品にも力を入れてきたヴァイグレは、確固たる解釈により、この謎めいた交響曲の神髄に迫るでしょう。第2楽章での読響ソロ・チェロ遠藤真理による長大な独奏にもご注目ください。

当日券は18時から販売します。学生券(2,000円/25歳以下/要学生証)の整理券も18時から配布します。皆様のご来場をお待ちしております。

第652回定期演奏会

2025年10月21日〈火〉 サントリーホール

指揮=セバスティアン・ヴァイグレ
チェロ=北村陽

グリンカ:幻想曲「カマリンスカヤ」
ハチャトゥリアン:チェロと管弦楽のためのコンチェルト・ラプソディ
ショスタコーヴィチ:交響曲第15番 イ長調 作品141

20231201_0036 - コピー.jpg2026年2月26日(木)にTOPPANホールで開催する《第49回読響アンサンブル・シリーズ/上岡敏之と読響メンバーによる室内楽》のチケット(1回券)を、10月18日(土)から一般発売します(現在、読響会員優先発売中)。

ドイツを拠点として活躍する鬼才・上岡敏之(指揮・ピアノ)が、20世紀の傑出した作曲家ジョルジュ・エネスコ(1881-1955)の作品を披露します。ルーマニアに生まれ、パリなどで活躍したエネスコは、ドイツやフランス音楽の影響を受けながら、独自の作風を確立しました。

今回、上岡は「2つの間奏曲 op.12」「室内交響曲 op.33」「ピアノ五重奏曲 op.29」の3つの作品を取り上げ、読響メンバーと共にエネスコの奥深い音楽の魅力に迫ります。

開演前(18時50分~)には、上岡によるプレ・トークも行います。どうぞ、お楽しみに。

チケット(全席指定5,000円)のお申し込みは、読響チケットセンター 0570-00-4390(10時~18時)、または 読響チケットWEB へ。

第49回読響アンサンブル・シリーズ

2026年2月26日〈木〉 TOPPANホール(旧トッパンホール)

指揮、ピアノ=上岡敏之
ヴァイオリン=赤池瑞枝、小田透、川口尭史、山田友子、ヴィオラ=長岡晶子、渡邉千春
チェロ=室野良史、山梨浩子、コントラバス=小金丸章斗
フルート=倉田優、オーボエ=金子亜未、イングリッシュ・ホルン=山本楓
クラリネット=中舘壮志、ファゴット=井上俊次、ホルン=松坂隼、トランペット=辻本憲一

エネスコ:2つの間奏曲 op.12
エネスコ:室内交響曲 op.33
エネスコ:ピアノ五重奏曲 op.29
1850分からプレ・トークあり

【発売日】10月18日(土) 一般発売 /10月13日(月・祝) 会員優先発売

IMG_6880 - コピー.jpeg10月14日(日)19時からサントリーホールで開催する《第686回名曲シリーズ》では、常任指揮者セバスティアン・ヴァイグレがチャイコフスキーの傑作、交響曲第6番「悲愴」などを指揮します。胸に迫るドラマティックな表現で、会場を興奮の渦へと誘うでしょう。

1曲目は、大音量の傑作として名高いモソロフの「鉄工場」。弦楽器が早いパッセージを繰り返す中、金管楽器が熱狂的に咆哮し、客席に衝撃が走るでしょう。

前半には、“世界最高峰のヴィルトゥオーゾ”として知られるハープの名手グザヴィエ・ドゥ・メストレが登場。珍しいモソロフの協奏曲でロマンティックな旋律を奏で、超絶技巧を披露します。

当日券は18時から販売します。学生券(2,000円/25歳以下/要学生証)の整理券も18時から配布します。皆様のご来場をお待ちしております。

第686回名曲シリーズ

2025年10月14日〈火〉 サントリーホール

指揮=セバスティアン・ヴァイグレ
ハープ=グザヴィエ・ドゥ・メストレ

モソロフ:交響的エピソード「鉄工場」 作品19
モソロフ:ハープ協奏曲
チャイコフスキー:交響曲第6番 ロ短調 作品74「悲愴」

IMG_6880 - コピー.jpeg10月12日(日)14時から《第145回横浜マチネーシリーズ》では、常任指揮者セバスティアン・ヴァイグレがチャイコフスキーの傑作、交響曲第6番「悲愴」などを指揮します。胸に迫るドラマティックな表現で、会場を興奮の渦へと誘うでしょう。

1曲目は、大音量の傑作として名高いモソロフの「鉄工場」。弦楽器が早いパッセージを繰り返す中、金管楽器が熱狂的に咆哮し、客席に衝撃が走るでしょう。

前半には、“世界最高峰のヴィルトゥオーゾ”として知られるハープの名手グザヴィエ・ドゥ・メストレが登場。珍しいモソロフの協奏曲でロマンティックな旋律を奏で、超絶技巧を披露します。

12日(日)の当日券は13時から販売します。
学生券(2,000円/25歳以下/要学生証)の整理券も13時から配布します。皆様のご来場をお待ちしております。

同プログラムの14日(火)19時からの《第686回名曲シリーズ》のチケットは好評発売中(残券僅少)。

第145回横浜マチネーシリーズ

2025年10月12日〈日〉 横浜みなとみらいホール

指揮=セバスティアン・ヴァイグレ
ハープ=グザヴィエ・ドゥ・メストレ

モソロフ:交響的エピソード「鉄工場」
モソロフ:ハープ協奏曲
チャイコフスキー:交響曲第6番 ロ短調 作品74「悲愴」

mainimage.jpg2026年3月17日(火)~29日(日)、人気ソリストの辻井伸行(ピアノ)と三浦文彰(ヴァイオリン)、清水和音(ピアノ)が独奏を務める《究極の協奏曲コンサート》を東京、静岡、福島、青森、岩手、秋田、京都、大阪で開催します(主催/企画・制作:エイベックス・クラシックス ほか)。

東京と静岡公演では、三浦の独奏によりチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲と、辻井の独奏によりラフマニノフのピアノ協奏曲第2番を披露します。二つの名曲で、国際的に活躍する二人が読響と共に、熱い演奏を繰り広げるでしょう。

福島、青森、岩手、秋田、京都、大阪公演は《ラフマニノフ・スペシャル》と題して、辻井の独奏によりラフマニノフのピアノ協奏曲第2番、清水の独奏によりラフマニノフのピアノ協奏曲第3番を披露します。日本を代表する二人のピアニストが、ラフマニノフの2つの協奏曲を続けて演奏する貴重な機会です。ラフマニノフの劇的なサウンドとロマンティックな旋律をたっぷりとお楽しみください。

指揮は、的確なバトンで読響とも数々の名演奏を残している沼尻竜典。

チケットの発売日は、各公演で異なります。詳細は以下のページの「公演スケジュール」の各公演の「問い合わせ先」のリンクをご覧ください。
https://avex.jp/classics/kyukyoku-concerto2026/